いのちの初夜
『いのちの初夜』(北條民雄/角川文庫)
👉#紫色の処方箋
「痛みを抱えるときに寄り添う」
✨ 効能
紫色のように冷静な判断と不安の軽減を促す
📖 名言
でも誰かが言ったで
はありませんか、
苦しむためには
才能が要るって。
📖 あらすじ・感想
若くしてハンセン病を患った青年は、半ば強制的に療養施設へ入所させられ、絶望のあまり自殺を考える。しかし、文学への情熱が彼を救い、生きる希望となった。
「俺はどんな思想も世界観も信じはしない。ただ俺の苦痛だけを信ずるのだ」(本文あとがき引用)
人生とはそもそも病であり、生きるとは癒していくことなのかもしれません。だがそのためには充分に苦しまなければいけない。心底、疎ましいと思えるほどに。絶望から、本当に生きようと思えるのかもしれません。苦悩することもまた才能なのだと伝えてきます。
『兵衛のように生き抜く者は生きるのだ、自己の生活を、自己の存在をはっきりと認識して生き抜くのだ、そして第三流の者のみが、どっちへも行けずただ生の本能に引きずられて何の自覚もなくずるずると墓穴へ引っぱって行かれるのだ、もちろんそれは生きたとはいえない。』(本文引用)
📖 魔法の質問
孤独を感じるのはどういうときどんなことですか
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