成瀬は天下を取りにいく
『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈/株式会社新潮社)
👉#緑色の処方箋
「弱さに負けそうなときに寄り添う」
✨ 効能
緑色のように疲れを回復し心を軽くする
📖 名言
目標とも夢とも野望ともつかないことを気安く口に出せたらどんなに楽だろう
📖 あらすじ・感想
滋賀県・大津を舞台に、周囲の空気や評価に左右されず、自分の信念のまま行動する少女・成瀬あかりの中学から高校にかけての日々を描いた連作短編集。
「目標とも夢とも野望とも言えないことを、
気安く口に出せたらどんなに楽だろう。」
クラスメートの大貫の言葉だ。
たぶん、私たちの多くは大貫だ。
出る杭にならないように、
目立たない位置を選んで、
静かに息をひそめて生きている。
成瀬みたいには生きられない。
それはわかってる。
あんなふうに、まっすぐで、無防備で、
周りの視線を振り切る勇気はない。
それでも。
成瀬のそばにいると、心がざわつく。
本当は自分も、願ってることがあると気づかされる。
大貫が東大を目指したように。
島崎がM-1に出ることになったように。
しまっていた気持ちが顔を出す。
人目を気にせず生きられたらいい。
自分に正直で、誠実でいたい。
そんな生き方がしたい。
でも成瀬のようには無理だとわかっている。
「危なっかしいのに、かっこよくて、
どうしても目が離せない。
きっと直接は言わないだけで、
成瀬を好きな人は、近くにたくさんいる。」
成瀬に惚れた、にっしゃんの言葉が身に染みる。
私も成瀬に惚れた。
でも彼女のように生きられないことはわかっている。せめて素直に惚れたと言えるにっしゃんのように生きていけたらいいなと思いました。
📖 魔法の質問
自分の弱さはどんなところですか
🏷 おすすめタグ(緑版)
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