新宿ゴールデン街の片隅にたたずむ「絵本Bar クレヨン」には過去に忘れ物をした大人たちがやってくるー。
祖父との思い出が曖昧な女、猫との想い出に浸る男、母親に縛られる娘、息子に拒否される母、若年性認知症の妻を持つ男。
忘れていた想いは、すべて絵本の中にあった。
✨️名言
想像力が豊かだったから。
知らないことが多かったから。
できないことが多かったから。
もう、怖い絵を見て、いつまでも恐れる子どもじゃないんだから
✨️効能
人生を変えたいとき
脱却 変わりたい 自分らしく生きる 幸せになりたい 後悔 自分軸 自己信頼 罪悪感 自己肯定感 チェンジマイライフ 不安 恐怖 諦め
✨️感想
各章事に知っている絵本が出てきて、懐かしい気持ちになれるお話ばかりです。
大好きだったノンタンもでてきて歓喜。
個人的に気になったのは、エドワード グレゴリーの本がテーマになった
「奇妙な黒い世界 足立真歩 30歳」の章。
いわゆる毒親のお話なのですが、
そこにこだわるとお話の本質からズレるので、私は、一人の女性がサナギから蝶へと成長する物語と捉えています。
子供の頃、色々な困難を乗り越えるために作ってしまった誤った価値観を誰しも持っていると思います。
罪悪感を感じるとき、人に怒りや引け目を感じるとき、そして、今、人生が思うように進まないと感じているとき、そんなときは自分が変化する時期なのかもしれません。
そう感じたら、子供の価値観を脱ぎ捨てて、身体も頭も成長した今の自分に合う価値観へチェンジし生きることが必要なのかなと思います。
そうやって読むと、ラスト、美しい蝶になって羽ばたく足立真歩ちゃんに拍手してあげたくなると思います。
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