ルール?本 創造的に生きるためのデザイン

菅俊一  田中みゆき  水野祐
フィルムアート社(2024.05.18)

ルールというのは多様な人がうまく関わるための信号機にすぎないのだから、ルールを運用する側も守る側もどちらも正しく、どちらも間違っているという、フラットな目線が前提なんだなと思った。いわゆる校則というルールで監視され育ってきたので目から鱗だった。

面白いのは「ルール?展のルール」という展示会の覚書の部分。展示会がすったもんだあり、ルールが創作されていく。しかしうまく現場と意思疎通ができず、展示会会場が普通に監視に陥ったというのが、運用の難しさを教えてくれる。


✨️ポイント

ルールには2種類ある。 企業や人が課題を解決するための 道具としてのルール。 そして 普遍的な価値を 体現するためのルール。 前者は発動条件と効果測定がいる。 後者は制約条件、衝突の調整がいる


✨️効能

きゅうくつで息苦しいとき

#目的 #ルール #拘束 #束縛#自由 #選択#創造 #学ぶ


✨️フレーズ

大昔には、神がルールを定めるとされた時代があった。 伝統的な習慣がそのまま ルールになった時代もあった。 そんな時代においては、 ルールはいわば外から 「与えられる」ものであった。


AIM TO ASSIST (助ける気持ちで)、ACTIONABLE (行動変化を促す)、APPRECIATE(感謝する)ACCEPET ORDISCARD (取捨選択する)


最も原初的な形で ルールと運用を学ぶのは、子供の頃の遊びの中 なのだろうと思う。


一般的にルールは 自由を縛るという素朴な イメージもあるかも しれないが、 実際には自由を生み出す ためにも必要なものだ。




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